top of page
検索

食肉と抗生物質の危ない関係

更新日:2023年10月23日


日本一美味しい抗生物質不投与黒毛和牛


■抗生物質とは


抗生物質とは簡単に言うと「抗菌薬」です。名前の通り「生」物に対「抗」する物質で体内に入ってきた細菌の感染拡大を食い止めるための薬です。

つまり、細菌を殺す性質を持つ薬のことを指します。


《 抗生物質が家畜に投与される理由とは? 》


病気になった動物の治療のため、抗生物質を使用することには何も問題はありません。

大問題はそれ以外の目的で使用されているケースです。


それは家畜の体重を増やすためです。


治療容量以下の抗生物質(モネンシンナトリウム)を定期的に投与したり、餌となる飼料に混ぜたりして使用すると、その家畜の体重が短期間で10〜20%増加します。つまり、その分出荷量が増えて利益に繋がります。


また、製薬会社としてもヒトの医療用として抗生物質を販売するよりも家畜用として販売する方が継続して大量に販売できるので効率がよいのです。

とある国では、その国の抗生物質の使用量の約80%が健康な家畜の成長促進に使われています。


そしてもう一つは、病気が広がりやすい、過密状態で不衛生な条件下で飼育しても健康を保てるようにするためです。


■抗生物質の何が問題なのか?


本来であれば病気の治療を目的として使用される抗生物質ですが、何が問題なのでしょうか?


それは抗生物質の乱用により家畜の体内に抗生物質に対する「耐性菌」が生まれ、肉食を通して人に感染するリスクが生じるのです。


そしてこの「耐性菌」に一度感染してしまうと、人のあらゆる病気の治療が難しくなり、治療も拡散の抑制もしにくい伝染病が発生する可能性がでてきて、疾病の大流行を招くなどの公衆衛生上の深刻な脅威ともなります。


■WHO(世界保健機関)は、家畜への抗生物質投与を中止するよう農家に勧告


2017年11月7日、WHOは、家畜の成長促進や疾病予防のための日常的な抗生物質の使用を中止するように農家や食品業界に勧告しました。乱用や過剰摂取により人や動物に抗生物質が効かなくなる危険性が高まっていると強いレベルで警告しています。


抗生物質が効かなくなる薬剤耐性菌は世界的に拡大していて、厚生労働省によると、対策を取らない場合、2050年には年間1000万人が死亡すると予測されています。

また、EEA(欧州経済領域:EU、アイスランド、リヒテンシュタインおよびノルウェー)において、薬剤耐性菌が原因の病気による死者は年間3万3,000人に達しており、早急に有効な対策を打つことが求められている


そしてこれを黙殺しているのが、我が国における現状です。


動物の脂や、自身の年齢が胃のもたれや不快感を招いている訳ではないのです。


■全てのお肉に抗生物質が投与されているのですか?


抗生物質を使うかどうかの判断は「国」ではなく「農場」が決めています。

国は許可をするかしないかのみで、使用を強制しているわけではありません。


■エスコミートの抗生物質に対する考え方


エスコミートでは牛肉を群馬県箕郷町にある増田畜産の増田和牛を


主とし

・抗生物質不投与

・黒毛和種

・雌牛

に強く拘って牛肉を仕入れています。


せっかくここまで辿り着いてくださったあなたには是非、この現状を知ってほしい、そしてこのような現状があるのだということを広めて欲しいと思っています。


さまざまな人の利害が絡みますので抗生物質の問題について畜産業界が自ら積極的に話題にすることはありません。


業界を守り、業界から影響を受けている立場にある政府も同様です。


より多くの消費者が抗生物質を使わない肉を求めない限り、食肉業界が変わることはないと思います。この国では抗生物質の使用増加に歯止めをかける法整備もほとんど行われていません。


本当に美味しい、安全な牛肉とは何か、小売店も消費者も知る努力をする必要があると思っています。


 

牛肉を銘柄や等級で選ぶ時代は終わりました。


 

そんな拘りのある当店のお肉をぜひご家庭皆様で味わって、いつまでも健康で幸福で頂きたいです。下のリンク先から、さまざまな商品を100g単位でお求め頂けます。お気軽にのぞいていって下さいね。


 







閲覧数:67回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page